車の営業ってどうなの?ディーラーの営業マンとして働いてみた

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転職、就職を考えているが、自動車の販売ってどうなんだろうって思いませんか?若者の車離れや、自動車は成熟産業と言われたり、トヨタの社長の終身雇用破綻発言があった今、自動車業界の未来は暗いのでしょうか?3年ほど自動車ディーラーで営業マンとして務めていましたので、そのときの経験からディーラー営業マンの実態をお伝えします。

車の営業マンにも種類がある

車の営業といえどたくさんの種類の車があり、車の種類によって客層や販売のしやすさ、稼ぎなどが違ってきます。車の金額が高い輸入車の営業マンだと給料がいいかと言うとそんなことはありません。

また正規ディーラーといえど、都市によって給与は様々です。給与などはできれば実際に勤めている、勤めていた社員に聞くことがベストと言えます。

私が勤めていたのは軽自動車のダイハツです。ダイハツは軽自動車がメインということで売れ行きは好調でした。なんと日本の車の4〜5割は軽自動車なのです。それだけ軽自動車の需要がある社会で、トヨタ系列の軽自動車メーカーのダイハツは信頼があるので販売しやすかったです。

地方の軽自動車ディーラーの営業マンということで話を進めていきます。会社や上司によって変わってくることがほとんどですが、参考になる内容を書いています。ご覧ください!

ディーラー営業マンの実態

元ディーラー勤務が自動車ディーラーの営業マンの実態を暴露します。年収や休日、仕事内容など気になるかと思いますので参考にしてください。

年収はどうなの?

営業マンということで気になるのはやはり給料ですよね。給料を考える時は月収で考えるか年収で考えるかで何を重視するか変わるのですが、今回は年収のお話です。

ぶっちゃけると私の年収は21歳で450万円でした。地方在住で21歳ということを考慮するととてももらっている人間です。同僚で他の会社に勤めている人間の年収は240〜300万円です。

その後給与がどんどん増えることはなく、営業マンなので多少前後しながら歳を重ねていくことになります。30歳の先輩社員は年収500万と言っていました。私も先輩社員もトップ営業マンとは程遠い存在でしたがかなりもらえている方だと思います。

ちなみに、同僚でホンダに勤めている営業マンがいました。その人の話によるとホンダのトップの営業マンは年収1000万超えるとのこと。ダイハツはトップ営業マンでもそこまでいきませんが、比較的給与水準は高いと言えます。

ノルマは厳しい?

営業マンで外せないのがノルマです。数字は人格という本まであるように営業マンにとって数字は結果そのものです。ノルマがいやで辞めていく人がほとんどで、私もその一人です。

私が勤めていた会社のノルマは役職がついていない人はかなり低く設定されており達成は容易かったです。しかし、役職がついている人間のノルマは跳ね上がり達成することが困難になっていきます。ノルマの制度というのは社長の考えで変わります。

ノルマ達成しやすい稼ぎやすい時期もあれば、ノルマ達成が難しくなることもあり、営業マンの給与や精神状態が安定しない原因です。とはいえ、車の販売でノルマを達成するのは難しいと考える方が良いでしょう。達成し続けれる、容易に達成できるのは一部の人間なのです。

そして、ノルマを達成できないと上司にひどく言われるのか?というと会社によって全然違います。また、上司によって全然違います。私の勤めていた会社は比較的言われない会社でした。上司に怒鳴られて鬱になるという社員はいなかったです。

厳しい会社になるとノルマが達成できないと毎日怒鳴られたり、人格を否定されているような発言をされて、病んでしまったり退職する方が多いというところもあります。トヨタ系列のディーラーはノルマに対してすごく厳しいと聞きます。実際に担当の営業マンがすぐに変わるようです。

勤務時間はどれくらい?

定時退社したい!そう思い続けて3年働きました。正直定時退社は厳しいでしょう。ディーラーの営業マンはやるべきことがたくさんあります。それらのほとんどがお客様と連絡を取らないと成立しないことです。

お客様もお仕事をされています。つまり、連絡がつながる時間帯が仕事終わりに集中します。世の中の仕事の終わる時間って早くても17:30とかです。残業など考慮すると19時過ぎからが本番といったところです。

また事務処理も大量にあります。営業中は目の前のお客様や、お客様の家を回ります。20時過ぎまでは電話をかけ続け、終わったら事務処理。効率が悪い人は毎日遅くまで残業しています。隙間時間を見つけて効率よくやればお客様への連絡が終わってすぐ帰ることが可能でしょう。

BtoCの営業職の辛いところですが、お客様の時間に合わせないといけないので定時退社は難しいのです。効率良く仕事をするための方法を最後に書いていますので参考にしてくださいね。

休みは少ない?

ディーラーの営業マンの年間休日はどれくらいでしょうか?これも会社によって様々ですが私の働いていた会社では平均的な休日数でした。年間で110日ありました。会社によっては100日ないところもありますので要確認です。

しかし、効率よくやらないと休日出勤をせざるを得ないことがあります。また、トップを狙う営業マンは毎日出勤していました。来店される自分のお客様に会うために休まない人もいます。そうまでしてトップを狙えるのですね。。。

休日出勤の理由はほぼ自分にありますので、効率よく仕事すればそこまで気にする必要はありません。お客様の納車日の調整や、車を販売した際に行う事務処理を確実に行っていれば休日出勤することはありませんが、適当だと休日出勤しないといけない状況に陥ってしまいます。

来店してくださるお客様に顔を会わせないなんてあり得ないというトップ営業マンたちは、お客様の来る時間帯だけ出勤してきていました。私はそこまで本気になれませんでしたが・・・

仕事内容はどう?

車の販売といえど、他にも契約しないといけないものが多々あります。筆頭であげられるのが車の保険です。車の任意保険は会社の利益率がとても高いため、とにかく保険を取れと言われます。車の販売と同等に重要視されている項目です。

他にも、JAFやクレジットカード、車検のパックなど様々なノルマがあります。お客様にベネフィットや、メリットを伝えて、時には値引きで強引に契約してもらうなど色々な技がありますが、正直その数の多さに疲弊してしまうでしょう。

それらの契約に加えて、車検点検の誘致と予約を取らないといけません。ディーラー車検は値段が高いです。それでもディーラーで車検をしたいと言ってくれるお客様は多いのですが、値段だけで車検場所を決めるお客様も大勢おられます。どのお客様にも誘致をして車検の案内をしないといけません。

車の販売だけでも忙しいのに、他にもやらないといけないことが多々あるので慣れても疲れます。車が売れていないと焦り「車を売らなきゃ」という精神状態が悪い中仕事をしないといけません。逆に車がどっと売れたら今度は事務処理や、納車の準備が大量に降り掛かってきます。売れても売れなくても忙しい仕事です。

お客様に提案して納得してもらえたときや、○○さんから買ってよかった、ありがとうと言われた時はとてもやりがいを感じます。そう言ってもらえるような接客ができていないと長続きしない、つらい仕事でもあります。

自動車ディーラーの営業マンとしてやっていくなら

自動車ディーラーでやっていくなら気をつけること、意識すべきことがいくつかあります。これらを忘れずに仕事を行えば比較的楽にこなしていけると思います。

入社時に会社の条件を吟味する

会社によって労働条件が違うことはお伝えしました。できることなら実際に働いている人、働いていた人に聞いてみる。無理ならネットで調べる。実際にお店にいって働いている人たちの姿を見てみるなどして会社を研究する必要があります。

ブラックな環境のところで働いている社員は顔や空気がどんよりしているので「あれ?」と感じたならば入社は要検討する必要があります。

お客様の連絡がつく時間帯を把握する

営業活動をしていく上で、お客様との連絡がつく時間帯を把握しておけば一気に業務が楽になります。曜日ごと、時間帯ごとで連絡が可能な時、不可能な時をお客様に確認して記録しておきましょう。

特に入社して挨拶するときが一番聞きやすいため全員に聞いておくと良いでしょう。「今後の連絡のときにご迷惑をおかけしたくないためお伺いさせてください」といえばほとんどの人は答えてくれるはずです。

また電話以外での連絡手段。SMSやLINEなどを用意できれば尚良いと思います。文面であれば記録に残るので言った言っていないなどの問題も防げます。電話でした約束事は文面でもしておくと相手にとってもあなたにとっても約に立ちます。

それでもやってみたいと思えたら応募しましょう!

ディーラーの営業マンは決して楽な仕事ではありません。ですがブラックではないと思いますし、給料もそこそこもらえるお仕事です。もし興味があるようでしたら基本的に求人は出ていることが多いので応募してみるといいですね!

応募する時、仕事が始まった時は上記の気をつけるポイントを抑えて働いてみてください。より詳しい営業マンのテクニックを紹介する予定です。そちらの記事もご覧ください。